2012年03月11日
共喰い
芥川賞作の共喰いを読んだ。
文章は決して読みやすいほうではなく、物語を引っ張るストーリーも弱いために、読み進めるのがいくらか苦労した。
あらすじとしては、遠馬という主人公とその父、そして彼の彼女、生みの親と、現在の後妻。
の面々の織り成す日々。性と暴力。
中上健次の岬、枯木灘か。選者も触れていたが。
父親殺しという、重苦しく、暗いテーマを扱っているにもかかわらず、結末に、主人公らが笑みさえ浮かべているかのような感じになるのは、どういうわけであろうか。
文章は決して読みやすいほうではなく、物語を引っ張るストーリーも弱いために、読み進めるのがいくらか苦労した。
あらすじとしては、遠馬という主人公とその父、そして彼の彼女、生みの親と、現在の後妻。
の面々の織り成す日々。性と暴力。
中上健次の岬、枯木灘か。選者も触れていたが。
父親殺しという、重苦しく、暗いテーマを扱っているにもかかわらず、結末に、主人公らが笑みさえ浮かべているかのような感じになるのは、どういうわけであろうか。
Posted by なみログ at 17:51
この記事へのコメント
こんにちは。
この本、電子書籍で買おうかどうか、ものすごく悩んでいます(*^^*)
Posted by ナツコ at 2012年05月04日 10:18
ナツコさん。こんにちは。
ネットで見ていたら、田中さんは中上健次の小説は読んでいないということでした。岬、枯木灘の影響を受けずに書いたのですね。
宮本輝さんが、芥川賞の選評で、生理的に受け付けないと書いていますね。
ぼく個人的には、興味深く読みましたよ^^
しかし電子書籍で買って読むかどうか。。ん〜。なんともいえません^^
Posted by なみログ at 2012年05月05日 12:47