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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2013年06月21日

文学読書会の目的とは

本格的に文学読書会を始めて、もう9年になる。

<<文学読書会 当初の目的は?>>、

最初のきっかけは、小説を書かない人たちはどのように読み、どのような感想を抱くのか、
ということが知りたかったというのが本音のところだ。

というのも、自分自身が少しずつ小説を書くようになると、小説を読むときに一人の読み手という立場だけでなく、一人の書き手としての立場でも読んでいることに気づく。そして、この書く側、つまり書き手側の思考や視線というのが、一度そのような立場になってしまったら、読み手だけだったころの元の自分には戻れなくなるのだ。

しかし、小説を読む楽しみというのは、九割九分で純粋に読むだけの人のものであり、自分以外の書き手のために書かれた小説というのはない。


<<ぼくが考える、地方における新しい形の文学読書会の目的>>

読書会は、

読書という体験をとおして語られる、お互いの人生や考え方、地域のことなどについて、

世代を超え、性別を超え、他人の思いを知り、その土地の風土や歴史、生活を知り、

そしてそこから

自分自身の生き方につなげていく、

ことに目的がある。

何冊もの小説のタイトルを知っているかとか、小説のあらすじを知っていることなどももちろん読書体験の成果であり喜びであるかもしれないが、

読書会で得られる読書体験の効能は、小説の物語の世界を飛び越えて、人生の生きるヒントを得られるところにある。

読書を通して地域や団体で人が集い語り合うことで、人生をよりよくしよう、地域をよりよくしようという気運が生まれ、仲間意識が強まり、そこから次はなにか行動に移すことが生まれるだろう。

  

Posted by なみログ at 11:30 | 文学読書会

2012年08月15日

文学読書会in博多の報告



12日に開催された大人の文学読書会。博多駅から徒歩で五分の大博多ビル12階の劇場の舞台を使って行なった。
参加者はスタッフの方二名を含めて13名。二つのテーブルに分かれて、感想をシェアしてもらいました。

ワークショップで取り上げた作品は、太宰治の『猿ヶ島』。

グループでのシェアは、白熱し、時間オーバーに。その後ランチミーティングと流れ込みました。

文学読書会は、やっぱり楽しいと実感!!参加者もとても楽しんでくれました!


さて、下記は僕の感想。

キーワード 巻き込む側と、巻き込まれる側。

参加者から、なみさんはどっちなのですか?と聞かれたが、巻き込みたいけど巻き込めないのでいらだっている、と答えた。巻き込まれたいとは思わないとも。

それから、これは感想は述べなかったが、

私という猿と、彼という猿。果たして私だけが自?由を求めていたのだろうか。いいや、彼のほうがよっぽど自由を求?めていたのである。二匹目の猿である彼の深層心理を理解すること?で、閉塞感の漂う現代の我々に、いかに生きるかの示唆を与えてく?れはしないか。


次回、参加してみたいとか、自分たちの地域や学校でも開催してほしいという方は、どうぞお気軽にコメントか、オーナーへメッセージをください!!


■過去のイベント:横浜の高校生向け文学読書会の様子はこちら⇒


■過去のイベント:伊万里読書会に参加されたヤマグチさんの感想はこちら⇒


■過去のイベント:伊万里読書会に参加された村上さんの感想はこちら⇒


  

Posted by なみログ at 13:21 | 文学読書会

2012年07月26日

【参加受付中】大人の文学読書会in博多

8月12日(日)10時〜 に開催する、大人の文学読書会のワークショップの案内です。
定員20名。
まだ席に余裕があるようです。





主催は、アートサポートふくおかさんです。

参加されたい方は、メールか、ファックスで参加申し込みしてください。

■申込方法:FAX またはメールで下記をご連絡ください。先着順で受け付けます。
?お名前 ?ご所属 ?(昼間、連絡がとれる)電話番号 ?メールアドレス(PCから送信します)
?参加の動機・現在関心を持っていること

■申込・問合せ先:アートサポートふくおか
FAX092-591-6517  メールoffice@as-fuk.com
  

Posted by なみログ at 07:19 | 文学読書会

2012年06月29日

大人の文学読書会in博多

8月12日(日)10時〜 に開催する、大人の文学読書会のワークショップの案内です。
定員20名。





主催は、アートサポートふくおかさんです。

参加されたい方は、メールか、ファックスで参加申し込みしてください。

■申込方法:FAX またはメールで下記をご連絡ください。先着順で受け付けます。
?お名前 ?ご所属 ?(昼間、連絡がとれる)電話番号 ?メールアドレス(PCから送信します)
?参加の動機・現在関心を持っていること

■申込・問合せ先:アートサポートふくおか
FAX092-591-6517  メールoffice@as-fuk.com  

Posted by なみログ at 16:14 | 文学読書会

2012年04月28日

文学読書会in横浜

ほんファンブログをご覧のみなさん、おはようございます。
なみログこと、川浪秀之です。

4月27日(金)横浜にある、KTC中央高等学院さんから呼ばれて、生徒向けに文学読書会を開催してきました。(時間は90分)

主な講義内容は

■自己紹介(講師の私と、参加生徒6名、先生2名)

■本・読書について語ろう

■読書会の実体験

の3点でした。

みんな真剣に読んでくれています。読んだ作品は、いろいろ考えたけど、水上勉氏の『太市』にしました。20分程度で読めることと、主な登場人物が3名と少ないこと。自分の経験におきかえて読み進めることができること、短い作品だけど感想がさまざまに出やすいこと。などが『太市』を取り上げた理由です。現代の高校生かつ都会の高校生には理解しずらいかなと思ったけど、太市の母親の献身的な姿は伝わったようです。

昨年から、中学生向け、高校生向けにも読書会を企画していて思うのは、文学作品の読書について、読み方をだれからも教わることなく(それが当たり前だったけど、家族や兄弟とのコミュニケーションで補えた部分もあった)大人になるよりも、一年でも早く、読書に関心を持ってもらい、どうせ読むなら、さらに深く読むということを教えることは、意義のあることだと実感している。


■過去の読書会イベントの様子

大人の文学読書会in八王子高尾(2012年2月)
大人の文学読書会in佐賀県(2011年11月)


◆◇◆◇文学読書会や読書啓発の講演依頼はお気軽に♪♪◆◇◆◇
右メニューにある、オーナーにメッセージからお問い合わせください。
  

Posted by なみログ at 10:25 | 文学読書会

2012年04月03日

企業研修向け文学読書会について

皆さんこんにちは。なみログです。

この度、企業研修向け文学読書会の企画を立案しました。
このような文学を題材にする企業研修の企画は多くはないと思います。
営利組織である企業運営、組織運営、人材育成に、文学が果たす役割があるかどうかという疑問が湧きます。
しかし、文学読書会を実際に行っていて感じたことは、人間関係の機微を理解しようとする心が、意外に企業人としても、大事なことなのではないかということでした。

概要は下記のとおりです。

■時間 2時間(1時間半から2時間)

■定員 10名まで (10名以上の場合は、2グループ以上に分ける)

■会の進行役 川浪秀之

■目的

企業研修用の読書会は、文学作品のなかの登場人物の立場になって、それぞれが自分だったらどう感じるか、どう行動するか、逆の立場だったらどう感じるか、どう行動するかなどを、模擬体験し、上司や部下の立場や、役職や年齢、性別を超えたり、違えたりして考えることで、よりよい人間関係のあり方や、会社組織のあり方、などを考えていきます。

〜なぜいま文学読書会なのか〜

読書の醍醐味は、主人公のさまざまな課題に直面する生き方、克服の姿をとおして疑似体験をするということ。疑似体験を、自らの生き方に活かしていく。また、様々な立場の登場人物を、それぞれの立場になって読むことで、他者の幸せを喜び、他社の痛みを知る心が湧く。それは文学の本来持っている力のひとつである。
また複数のメンバーで読書会を行うことで、私以外の他者はどう読むのか、どのような感想を抱いたのかを知り、他者の感想や、経験を、私の読書体験、さらには読後体験に活かしていくことができる。
読書体験は、読者自らのこれまでの体験や生活環境、時代背景を背負って読まれる。その背景にあるものも、読書体験としてシェアすることで、他者の生き方や生活環境、時代を知ることにつながり、他者の生き方からも自らの生き方へのヒントを得ることができる。

■読書会で扱う主な作家(作品は短編) 
企業研修用の題材では、吉村昭、浅田次郎、横山秀夫、松本清張、太宰治・・を考えています。


企業研修向け文学読書会に関心を持たれた方、詳しい話しを聞きたい方は、お気軽にオーナーへメッセージから連絡ください。

また、このような文学を通じた社会や地域の方とのコミュニケーション活動に興味を持たれた方で、情報交換を希望される方がいらしたら、お気軽にご連絡ください。  

Posted by なみログ at 12:52 | 文学読書会

2012年02月20日

文学読書会in八王子高尾

なみログの独読日記をご覧の皆さま、こんにちは。

昨日は、八王子高尾駅近くの<プラザむみじか>(高尾駅南口徒歩3分/八王子市初沢町1299)で開催された、つながりまつりで読書に関する講演を行った。

イベント自体は11時から開催されていて、11時からすでに20名以上の方が会場に入って、午前中のプレゼンテーションを熱心に聴いていた。

13時から始まった僕の講演は、10名の方にそれぞれ5名ずつ二つの机についてもらい、あと立ち見でも10名程度の方に聴いてもらった。

講演のテーマは、『読書で地域が活性化できる!』。

果たして、本当に読書で地域が活性化できるのかどうか、聴く者皆ばかりか僕自身でさえも半信半疑のスタートであった・・





ここから約10分。あーだこーだ、読書に関する僕なりの話をし、

次に、具体的に読書を参加者みんなで実践してみましょう。

ということで、昨日は時間の関係上、小説ではなく、童謡の『ふるさと』の歌詞をみんなに配り、
ふるさとの歌詞に5分間向き合ってもらった。

静かに詞に向き合う。

ことが大切だ。

そして、5分の黙読が終わり、5名ずつのグループで自己紹介を行い、感想をシェア。

黙読のときからであったが、おもわず泪を流される方、感想をシェアするともらい泣きする方がいらした。

どのような想いが胸の内に去来したかは、話の詳細が聞こえなかったので、分からないが、
約10分くらいそれぞれの立場でそれぞれの<ふるさと考>を語り合ってもらった。

そうして簡単ではあるが、読書体験を地域の仲間で語り合うということの実際を体験してもらった。

読書会は、

読書という体験をとおして語られる、お互いの人生や考え方、地域のことなどについて、

世代を超え、性別を超え、他人の思いを知り、その土地の風土や歴史、生活を知り、

そしてそこから

自分自身の生き方につなげていく、

ことに目的がある。

何冊もの小説のタイトルを知っているかとか、小説のあらすじを知っていることなどももちろん読書体験の成果であり喜びであるかもしれないが、


読書会で得られる読書体験の効能は、小説の物語の世界を飛び越えて、人生の生きるヒントを得られるところにある。

読書を通して地域で人が集い語り合うことで、人生をよりよくしよう、地域をよりよくしようという気運が生まれ、仲間意識が強まり、そこから次はなにか行動に移すことが生まれるだろう。

講演の最後、『読書で地域は活性化すると思いましたか?』という問いに、

参加者のみんなが賛成の手を上げてくれた。(ちょっと強引?・・(笑))

■過去の読書会イベントの様子

大人の文学読書会in佐賀県(2011年11月)

◆◇◆◇文学読書会や読書啓発の講演依頼はお気軽に♪♪◆◇◆◇
オーナーにメッセージからお問い合わせください。


  

Posted by なみログ at 14:39 | 文学読書会

2012年02月19日

八王子高尾つながりまつり

読書の講演で、八王子高尾でのつながりまつりに呼ばれて来ました!!

13時から、僕の講演です。  

Posted by なみログ at 11:30 | 文学読書会

2012年01月23日

八王子<つながりまつり>で読書講演!!


2月19日(日)八王子高尾駅南口、プラザむみじかで行われる<つながりまつり>(東日本大震災復興チャリティイベント)に、読書に関する講演を行うことが決定しました!

講演のお題は<読書で地域を活性化ができる!>です。
私の講演は、13時からとなっています。

お近くの方や興味のある方はぜひ当日会場まで足を運んでください。


※つながりまつりの売上の一部を、東日本大震災の被災地・避難者支援、
 動物の命を守る活動支援のために寄付させて頂きます。

【主催】つながりまつり実行委員会
【共催】たまりば運営事務局、つながろう!八王子で!
【協力】磯沼牧場、ルクツン八王子、ぬくもり工房 京昌、北鹿(秋田県の地酒)、
     福島原発動物本気で守る会HOSHI FAMILY
【入場料】500円(1ドリンクサービス付き)?※未就学児は無料
【日時】2012?2月19日(日) 11:00?18:00(開場10:45)
【会場】プラザむみじか(高尾駅南口徒歩3分/八王子市初沢町1299)

■詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://tsunagari.tamaliver.jp/  

Posted by なみログ at 12:01 | 文学読書会

2011年11月11日

文学読書会in佐賀県

ほんファンブログをご覧のみなさん、こんばんわ。
なみログこと、川浪秀之です。

おとといと、昨日と、東京から佐賀に出張し、大人の文学読書会を2箇所で開催をしてきました!

念願のリアルイベントである、『ほんファン大人の文学読書会』がスタートしました。

課題図書は、水上勉著の短編『太市』。
伊万里読書会が、参加者7名。
佐賀読書会が、参加者8名。

とちょうどいい参加人数で無事開催ができました。参加された皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

伊万里市読書会は、文学読書会なるイベント自体、はじめてという方が5名だったので、どういう内容のイベントなのか不安を抱えて参加されたようで、ほんとうにお疲れ様でしたと思います。

けれど、読書会を終えての感想にもあったように、どちらの読書会も白熱した会話、議論になり、個人体験で終わらせていたら、感じることのなかった、新鮮な価値観、考え方、捉えかたを感じていただき、また、参加者のこれまでの体験談や知人から聞かれた話など、さまざまな話をお互いに交わす、機会になりました。

果たして、文学読書会の目的はなにかと聞かれると、一言では説明がしずらいのですが、文学読書会の目的は、ただ単に、物語の筋を追ったり、犯人を捜したり、解釈をしたりするのではなく、また、登場人物や物語の読後感だけを、共有するのではなく、文学作品を読み進めるときに、ふと頭に浮かんだ、参加者自身の過去の体験や、苦労した経験、幸せな体験、自慢話、見聞きしたこと、青春時代の思い出、幼少期のこと、などを、話せる範囲で口に出し、物語を媒介にして自分自身に向き合い、他者の話に耳を傾け、ときに助言をし、励まし、一緒になって考えてあげたりすることに、その目的はあります。

文学読書会は、作品を解釈するためだけに使うのではなく、明日への生きる糧、ヒント、力を得ることのできる社交の場だと思ってもらえればと思います。

佐賀県伊万里市、佐賀市ともに、来年1月から毎月開催をしていきたいと思っていますし、東京都内はじめ全国どの地域にも、文学読書会の輪を拡げていきたいと思っています。

次回、参加してみたいとか、自分たちの地域でも開催してほしいという方は、どうぞお気軽にコメントか、オーナーへメッセージをください!!

■伊万里読書会に参加されたヤマグチさんの感想はこちら⇒
■伊万里読書会に参加された村上さんの感想はこちら⇒



11月10日(木)10時〜12時佐賀読書会の様子
(佐賀市のアイスクエアビル3階にて)


11月9日(水)14時〜16時伊万里読書会の様子
(伊万里市民図書館会議室にて)



真剣に課題小説を読む村上さん


最後になりますが、伊万里読書会の開催にあたってご協力をいただきました、伊万里市民図書館の古瀬館長様、同館溝上様、ネットオンビレッジ代表村上様、佐賀読書会の開催に協力いただいた、『たまには小説を読み込んでみよう塾』の塾生、『火曜読書会』の塾生の皆さん。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
  

Posted by なみログ at 01:04 | 文学読書会

2011年11月02日

文学読書会in佐賀県伊万里

ほんファンブログをご覧の皆さんへ

おはようございます、なみログです。

普段は東京でWebプロデューサーの仕事をしているのですが、なぜか、、この度、

11月9日(水)に佐賀県伊万里市民図書館会議室にて、

大人向けの文学読書会を開催することになりました!!

ただいま、参加者を募っています。
時間の都合がつく方は、ぜひ読書会にご参加ください!!

今回は佐賀県での開催ですが、東京都内でも読書会を企画しています。
東京近郊のブロガーさんで興味のある方は、コメントに、文学読書会興味あります、と投稿ください♪


■イベントタイトル
大人向け文学読書会in伊万里(佐賀県)

■主催者(個人)
川浪秀之(かわなみひでゆき)(福博印刷勤務)

■開催日時
2011年11月9日(水)14時〜16時

■場所
伊万里市民図書館会議室

■参加費
無料

■参加人数
10名(申込み順)

■参加者の対象
おおむね30歳以上の男女
主婦も歓迎!
50代以上の参加も大歓迎!
文学の読書歴、知識は問いません。
ほとんど文学作品読んだことのない方も大歓迎!

■読書会で扱う作品
水上勉著の「太市」
どなたでも、30分程度で読める短編です。

Amazonのページはこちらを参照。宮本輝選の短編アンソロジーに入っています。
http://p.tl/ztUN

※テキストは、事前に購入していただくか、図書館で借りていただくことになります。
※また、当日までにご用意できそうにない方には、主催者より本を準備します。

■参加申込み方法
参加申込みをしたい方は、必要事項を明記の上、下記のメールアドレスへメール送信ください。

・氏名(複数名での申込みは全員の氏名)
・連絡先(電話)

■参加申込み先
<メール>
web@ding.co.jp  読書会責任者/川浪(かわなみ)  

Posted by なみログ at 10:01 | 文学読書会