2011年10月17日
辺境からのろしを上げる
〜facebookのノートに書きとめておいた雑文より〜
長崎は小説家を多く輩出している県で、有名どころでは、村上龍を筆頭に、佐藤正午、 青来有一、吉田修一、古いところでは、野呂邦暢、林京子、佐多稲子らが出ている。
作品の舞台が長崎となると、それは数え切れないくらいあって、遠藤周作の「沈黙」も、そのなかで頭に思い浮かべることのできる有名な作品だろう。
先日、佐藤正午氏の「リボルバー」という文庫小説が、新しい装丁で書店に並んでいるのをみた。
たしかこの小説は、沢田研二が出て映画化されたものだったと思う。
なんかなつかしいな。と思ったりした。
話は、元にもどるが、東京から遠く離れた北海道や沖縄の現状がどのような状況になっているかを考えると、この国がどうなっているのかよく判るということをいっているのを聞いたことがある。
辺境の地にこそ<国の現実>が<むき出しに現れている>ということなのか。
長崎もしかり、佐賀もしかり。
インターネットの世界だって、そうかもしれないな、と思う。
インターネットの世界が<地方の時代の到来>などといっていた幻想が消えてから久しい。
佐賀からどう仕掛けていくか。
以前、自らのことを「昭和岸壁派」といい、<辺境>から人間生活を考える小説家もいた。
本来であれば、今のような時代こそ、日本の端っこから、ケータイ小説でもなんでもいいので、<のろしを上げていかないとならないのだ>と思ったりするのだが。
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長崎は小説家を多く輩出している県で、有名どころでは、村上龍を筆頭に、佐藤正午、 青来有一、吉田修一、古いところでは、野呂邦暢、林京子、佐多稲子らが出ている。
作品の舞台が長崎となると、それは数え切れないくらいあって、遠藤周作の「沈黙」も、そのなかで頭に思い浮かべることのできる有名な作品だろう。
先日、佐藤正午氏の「リボルバー」という文庫小説が、新しい装丁で書店に並んでいるのをみた。
たしかこの小説は、沢田研二が出て映画化されたものだったと思う。
なんかなつかしいな。と思ったりした。
話は、元にもどるが、東京から遠く離れた北海道や沖縄の現状がどのような状況になっているかを考えると、この国がどうなっているのかよく判るということをいっているのを聞いたことがある。
辺境の地にこそ<国の現実>が<むき出しに現れている>ということなのか。
長崎もしかり、佐賀もしかり。
インターネットの世界だって、そうかもしれないな、と思う。
インターネットの世界が<地方の時代の到来>などといっていた幻想が消えてから久しい。
佐賀からどう仕掛けていくか。
以前、自らのことを「昭和岸壁派」といい、<辺境>から人間生活を考える小説家もいた。
本来であれば、今のような時代こそ、日本の端っこから、ケータイ小説でもなんでもいいので、<のろしを上げていかないとならないのだ>と思ったりするのだが。
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Posted by なみログ at 18:32