2011年10月22日

猿の惑星

猿の惑星 創世記 を観た感想

大雑把にいうと恐怖映画としては面白かった。

ストーリー展開も、CGもよく出来ていて、猿(チンパンジー)というか、獣の怖ろしさが身に迫った。

現代社会や未来への警告の意図が伝わったかというと そこまで真に迫るものではなかった。

個人的な見解であるが、不満だったのは、主人公の個人的な問題に振り回される形で騒動が始まり、人間社会すべてが脅かされたわりには、主人公に責任の呵責がなく、回りもヒューマニズムの問題で片付けてしまうという、矮少さ。

アメリカ映画が簡単にヒューマニズムに帰結させてしまうのは、滑稽であり、呆れる。

『馬鹿な猿め』と叫びながら落ちていく黒人の言葉の真意が何にむかっているのかは、ぼくなりに解釈してみたいとは思った。

■猿の惑星 ウィキペディア



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Posted by なみログ at 02:36 | 映画