2011年09月15日
ドストエフスキイ(埴谷雄高)

いま僕が、電車の中と寝る前に読んでいるのが埴谷雄高の書いた<ドストエフスキイ>だ。
『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』をじっくりと再読するために買って読みはじめたが、非常に面白く書かれていて、埴谷雄高の文章もいい。
小林秀雄のドストエフスキイの生活だったか、それも知人から貰ったままさらっと読んだっきりだったので、改めて読み直してみたい。亀山氏の書いたドストエフスキーの解説本も面白かった。1860年代、1870年代の文学者、小説であるのに、なんと新鮮な感じがするのだろうという不思議な想いだ。
![]() | ドストエフスキイ―その生涯と作品 (NHKブックス 31)著作者:埴谷 雄高 出版社:NHK出版 価 格:914 円 |
Posted by なみログ at 07:18 | 評論