2011年10月13日
悪霊 読了
深夜眠れずに、3時半頃から起きて、悪霊を読む。
読了。
※ニコライ・スタブローギンの告白の章が最後についていたが、そこはまだ。
ピョートルの陰謀によるシャートフ殺しと、キリーロフの自殺のくだりにいたっては、さすがにぐいぐいと読ませた。
また、奇怪な事件後のステパン氏が放浪の旅に出立し、病気になり、ワルワーラ婦人が迎えに来る話のところは、メロドラマ風であることは否めないが、感動が盛り上がってきた。
ニコライと、ピョートルの関係性や、ピョートルが組織化しようと画策した混乱の絵図については、少し詳しく別の投稿で書きたいと思う。
改めて思ったが、ドストエフスキーは面白い!
Posted by なみログ at 08:20 | ドストエフスキー